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祖母の13回忌で田舎に帰りました。田舎といっても私が生まれ育った場所ではありません。いくつか山を越えた佐賀市と鳥栖市の中間あたりの長兄の家が、今私が帰る田舎になっています。
唐津のお寺から和尚さんがみえ、お経をあげられ、終わると和尚さんから祖母と葬儀の日の思い出が語られ、お経の内容の説明がありました。そして会食、酒宴となり思い出話や家族の話に花が咲き、あちこちで笑い声は夜遅くまで絶えませんでした。うちは兄たちはもちろん、おじさんおばさんもみんな明るい酒好きで、昔は酒にビールに焼酎に空瓶が山のようにでていました。今はさすがにみんな歳をとり、病院からの薬持参の泊りがけになり、お酒の量もスピードもぐんと落ちました。
泊り明けの今日日曜日は福岡国際マラソンなので、交通規制が始まる前にというわけで福岡のおじさんたちは朝のうちに帰りました。兄がみんなに七山みかん、白菜漬物、手造りこんにゃく、お米をおみやげに用意していました。かなりの重さになりましたが、福岡からきたおじさんや従兄弟たちは車で乗り合わせて来ていたので重くても喜んで持って帰りました。私には妹なので(^^ゞお米を特別に15キロ用意してくれていました。全部合わせると20キロは超えていたでしょう。今回一人で行ったので、その20キロを兄の古いスポーツバッグ二つに詰め分け、私のショルダーバッグと合わせて三つ・・持った姿は知ってる人には見られたくない姿です(^^;
佐賀駅まで甥が送ってくれ、浦上駅には主人が迎えにきたので、そんなには歩きませんでしたが、それにしてもやっぱり重かった!私の姿を見た主人、開口一番「戦後の買い出しってそんなかっこだったんじゃ?」・・確かに・・(^^; でも、田舎に帰って、持ってけって言われるものは全部断われないのです(^^ゞ そして父母はいなくなっても、それらはやっぱり父母の田舎の匂いのするものばかりなのです。
No.321
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