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息子の小太郎も中3ともなると、親と一緒の行動日があまりなくなってきたけど、今回は「見たい映画」という気持ちが一つになって?久しぶりの家族そろって『ラスト・サムライ』を鑑賞。
渡辺謙を筆頭に脇役含めクールな演技は素晴らしかった。そして、子役の池松壮亮クンもとてもよかった。トム・クルーズやサイモン・グレアムなど、世界的な俳優の中にあっても、日本人俳優が見劣りせず立派に見えた。
脇役陣のなかでは特に、勝元(渡辺謙)の息子、信忠役を演じた小山田シン(21歳)のことが気になった。「見慣れない役者だなぁ。」と思ってみていたが、今回の映画でデビューしたとのこと。若いのに存在感があり、動きが俊敏で只者ではないな!と思ったら、なんと武道家だった。(^^ )
18歳のとき『映画俳優を目指すならハリウッドだ!』と、岡山からハリウッドへ何のアテもなく体ひとつで乗り込んだらしい。彼の話によると、「昨年7月にネットでオーディションの募集を見つけました。空手とカンフーをやっていると言ったら、すぐに気に入ってくれて、2回目で決まった」 ・・・ アメリカ映画のオファーも幾つかきているというから、正にアメリカンドリーム。期待の新人だと思う。
映画『ラスト・サムライ』公式ホームページ http://www.lastsamurai.jp/ ------------------------------------------------------------ ◆小山田 シン(こやまだ・しん)本名・小山田真。1982年3月10日、岡山市生まれ。21歳。小中高とスポーツ万能。岡山・一宮高を卒業後、2000年9月、アクション俳優になるため、単身ロサンゼルスへ。同年にザ・シアター・オブ・アーツ・パフォーミング・アーツ・アカデミーに入学。語学やカンフーを学びながら、オーディションを受けていた。172センチ、65キロ。血液型B。
子供の頃からずっと俳優になるのを夢見ていた小山田は、中でもアメリカや香港のアクション映画の影響を受けてきた。高校時代は陸上競技に秀でていて、体操、陸上、自転車レース、水泳の訓練を受けていた。16歳の時、空手を習い始め、一年半で白帯から黒帯にまで昇段した。これは空前の快挙である。高校を卒業後は、役者への道を進む決心は固いまま、英語の勉強に精を出した。
学生ビザを取得し、小山田は2000年9月、18歳でハリウッドに降り立ち、憧れのジャッキー・チェンを手本に、カン・フーを習い始めた。すぐにその技を修得した小山田は6ヶ月の鍛錬の後、初の全国大会に出場し、優勝した。芝居への夢もかない始め、「パワーレンジャー」のある回に出演したほか、ナイツブリッジ・シアター製作の「Coriolanus」で武術の型や殺陣の振付や演技に関わった 。
No.76
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