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息子の小太郎も高校生になって、友達と映画に行くようになりました。家内は無類の映画好きで、最近は時間の余裕ができると一人で観に行っています。私も映画は好きなのだけど、誰かと一緒に行かないとダメな性質で・・・。(^^;
今回は、ようやく家族3人見たい映画が一致して『RAY』を観てきました。小太郎は親と一緒に観るのが恥ずかしいらしく、別々にチケットを買いました ・・・が、結局座席に付いてみたら隣でした。(^^;
アカデミー賞の受賞が発表されたばかりの「映画の日」だから、観客が多いかなぁと思っていましたがさほどでもなくゆっくり観れました。ジェイミー・フォックスという俳優は、私は好みではないのだけど、なによりも歌唱力にビックリ!レイ・チャールズみたいなビッグスターの個性的な歌を嫌味なくそっくりに歌ってます。形態模写もそのままで、レイなのかジェイミーなのか分からなくなるくらい。(^^)
レイ・チャールズは中学生のときから聴いているだけに、挿入歌が流れる度にその時代を思い出して感慨深いものがありました。オープニングからレイのヒット曲がずっと流れスィングして自然と体が動きます。でも、その思い出深いヒット曲が少し流れてはカット・・・が繰返されるのには些かガッカリでした。この映画を音楽映画として楽しみたい私としては、一曲をもう少し長く聴いていたい・・・という思いでした。
エンドロールではレイ本人の歌が流れ余韻を楽しんでいたら、大半の人が帰りだして・・・。みんなレイのファンではないんだなぁ・・・と思いながら観ていました。
私は挿入曲の曲名やミュージシャン名などをチェックしたいので 最後まで観ることにしています。最後におまけ映像がついてる映画などもありますしね。不必要に長いのは困るけど、エンドロールが終わるまでが映画でしょう。 本編が終わるやいなや、お客が立ち出すのは私は別に気にはならないけど、エンドロールも楽しんでいる人もいるということが分かれば何分間か我慢できるかもね。(^^)
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黒人ミュージッシャンの映画ということで、どこのスタジオにも相手にされず、不動産業者が投資してくれてどうにか製作できたようです。しかしテレビ映画になりそうになり、テイラー・ハックフォード監督の粘りで劇場用になったといいます。
こんな環境の中でアカデミー賞を取れる映画に仕上げたのはジェイミーの演技もさることながら、レイの映画を撮りたいと20年間も想い続けた監督の“一念”で勝ち得たのでしょう。
PS: レイの子供時代を演じた子役がよかったなぁ。とても印象深い演技をしていました。d(^^
No.153
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