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合気道の稽古は、攻撃と防御の形(相手がこう打って来たら、こう受けて、もしくは“かわし”てこう切り返すといったような)の稽古で形武道といえるでしょう。その基本動作や基本技をどれだけ反復稽古を行ったかで上達度に差が出てくることになります。
何回も何千回も反復することにより、その動きを身体に刷り込み練り込んで、とっさの攻撃に対して身体が無意識のうちに受けを取り攻撃に移れるようになるのです。一週間に2回程度の稽古ぐらいでは、よほどの集中力を持って稽古しなければ反復回数は足らず、なかなか上達は望めないことになります。
ですから、毎回の稽古では短時間での稽古に集中し、出来るだけ多くの回数の反復稽古ができるよう心がけています。相手となる方と一緒に時間内に何回反復できるか、スタミナの続く限り繰り返すこと。特に初心者の方と稽古する時は、理論を先行させるより反復稽古を優先しています。
合気道に限らず武道全般、他のスポーツなども基本の反復練習が一番大切だと考えています。d(^^)b
No.193
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