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2006年8月の日記

8月25日（金） 捨印　～　元銀行員（そうとう昔ですが）からの一言(^^♪

書類に捨印を求められたことがありますか。
それとも何も考えずに捨印を押してしまっていないでしょうか。

捨印とは、契約書のわずかな間違いを訂正するために、あらかじめ捺印しておく訂正印の一種のことです。リース会社や金融機関などではよく捺印を求められます。

この、「あらかじめ捺印しておく」という点が問題となります。
そうすることにより後で契約書の内容に間違いがあれば文章のどこの部分でも自由に書き換えることが出来ます。これはいちいち契約内容を修正するたびに相手方に赴く必要がないので便利なようにも思えますが、実は非常に危険な行為です。

捨印を当たり前のように要求してくる人がいますが、間違いもないのに捨印は絶対に押してはいけません。捨印があれば書類の内容は、どのようにでも書き換えることができるわけですから。

No.218

8月28日（月） 組織のトップの人は謝罪の仕方を知らないんじゃないかなぁ。

福岡市で起きた飲酒運転での事故は痛ましい出来事でした。市職員が犯した事故だというけど、福岡市長の山崎広太郎氏はトップの責任として遺族の方にちゃんと謝罪をしたのでしょうか。

謝罪の言葉は先ず最初です。「申し訳ありませんでした」「すみません」という言葉で先ず頭を下げて、心から謝ることが大切なのです。

「真摯に受け止める」とか「謝罪をしなければならない」とか、曖昧な言葉で誤魔化してしまう組織のトップの人が多いようです。その言葉には、「やったのは自分ではありません、従業員がやったことですから・・・」という気持ちしか見えてこないのです。

No.217