1月20日(火)
未来を創る子供、現代社会を築いてきた老人・・・・その人達をお世話する人
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小太郎も今年は卒業、そして就職の年になりました。 実習に行った保育園からのお誘いは受けたようですが、まだ心は決まらないようです。
就職を真剣に考えるようになって、保育士や介護職の給与を含めた待遇の低さに気付いたようです。保育士は正式な職員、正社員という勤務体系は少なく、アルバイトの形で時給や日給制の保育所が多いのです。また、保育士も介護職も国家資格を必要とする専門職でありながら、給与は一般の職業に比べて低く驚きます。
未来を支え、これからの社会を創っていく子供たちを教育する保育士。社会に貢献してきた老人をお世話する介護職。どちらも、ひとりひとりの人間としっかり向かい合うことを要する重要な仕事です。
そこに従事する職員は幸せな生活を営み、余裕ある精神状態で、いつも笑顔で仕事に向かって欲しい職業だと思うのですが ・・・。基盤となる給与が低ければ、いい人材も定着しません。また、一家を支えなければならない男性にとっては、一生の仕事には出来ないと考える人もいるでしょう。
幼児教育や老人介護に携わる人達は「使命感」を持って従事している人が多いようです。しかし、所得とか将来性とかを度外視して「使命感」のみによって支えられる職業は如何なものかと私は考えています。
保育士、介護士のどちらもプロとしての自覚を持って働ける環境づくりが早く作られることを願っています。
No.390
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