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活性酸素が発生する原因

 エネルギー代謝の過程で。 

私たちが呼吸をし、酸素をとり入れて生きていくだけでもエネルギー代謝の過程でわずかながら活性酸素(スーパーオキシド)が発生します。

 食細胞が異物を食べた場合。 

細菌やウイルスが体の中に入ってくると白血球などの食細胞が、これらの外敵を食べ、その時溶かしてやっけるため活性酸素(スーパーオキシド)が発生します。この生体防御のワクを越え大量に発生すると細胞を傷つけてしまいます。

 化学物質が体内に入った場合。 

●農薬を吸い込む ●野菜や果物の残留農薬が口に入る ●食品添加物 ●煙草の煙、タール成分 ●化学薬品 ●排気ガス ●大気汚染物質 ―― 等、生体にとっての異物、今迄自然界になかった化学物質は活性酸素発生の原因となります。

※体内だけでなく、大気中でも、紫外線の刺激で放たれた活性酸素原子が水と反応して悪玉活性酸素のヒドロキシラジカルに簡単に変身するのです。そして大気中で工業廃棄物や車の排気ガス、化学肥料などから出る化学物質と反応し、手を組んでオゾン層破壊、酸性雨、地球温暖化の問題を引き起こします。

 過度にストレスを受けたり,スポーツをした場合。 

イヤな仕事や勉強、人間関係などのストレスも、体内で活性酸素がドッと増えます。よく、ストレスから胃潰瘍、十二指腸潰瘍になった、とききますがこれも活性酸素が犯人です。ストレスにより血管が強く収縮し血流障害がおき、虚血状態に陥った後、血流が再開する時大量の活性酸素がドッと洪水のように発生するのです。
また、激しい運動(無酸素運動)をすれば筋肉が一時的に虚血状態になり、その後血流が再開すると、ストレスを受けた胃の時と同じで大量に活性酸素が洪水のように発生します。SOD活性が衰える40才前後からのスポーツは、無理をすればかえって体に悪いということになります。
 紫外線、放射線を浴びた場合。 

ガンの放射線療法は、ガン組織に大量に活性酸素を発生させて、その毒性でガン細胞を退治する治療法です。しかし、副作用も伴うのは,その活性酸素が正常な細胞までも傷つけてしまうからです。

紫外線の刺激によっては、生物の体内に活性酸素が発生します。例えば私たちが晴れた日にする布団干しや衣類の虫干し。乾燥してふわふわして気持ちもいいのですが一番の効用は殺菌、つまり、太陽の強い紫外線を浴びさせて雑菌に活性酸素を大量発生させてその毒性で死んでもらう訳です。

それと同じで、私たちの顔や手に太陽の紫外線があたるとその刺激で皮膚組織に大量の活性酸素(一重項酸素)が発生します。そしてこの活性酸素がメラニン色素の形成を促進し、組織にダメージを与え、肌のシミ、ソバカス、シワの原因となります。

目も絶えず紫外線の刺激でダメージを受けています。水晶体にはSODなどの酵素が存在して活性酸素消去に当たっていますが中高年になると水晶体のSODも低下し、活性酸素の発生に対し消去しきれなくなります。長年のダメージの蓄積で水晶体が白く濁り、極端に視力が低下するのが「白内障」です。

紫外線の刺激は、私達の生物の体内にも大気中にも、活性酸素を発生させるものですが、オゾン層破壊による有害紫外線Bの被害が世界各地で次々に確認され、より深刻な問題になっています。
紫外線がコワイ、というのは生き物に活性酸素を大量に発生させて自滅させるからです。オゾン層破壊がどんどん進めば私たちにも虫干しの雑菌と同じ運命が待っています

人間の欲求だけを追及した文明はオゾン層破壊だけでなく、酸性雨や地球温暖化などで美しい地球をこれでもかと痛めつけています。少しでも現状を知り意識する事が地球を守り、自分たちの身を守り、家族の健康を守る上で大切ですね。